宇宙の起源

北海道南部のアイヌ民族の伝承で神カムイもニンギシュジッダを表す

次の文は、北海道南部のアイヌ民族の天地開闢(てんちかいびゃく)についての伝承。
「昔、この世に国も土地もまだ何もない時、ちょうど青海原(あおうなばら)の中の浮き油のような物ができ、これがやがて火の燃え上がるように、まるで炎が上がるように、立ち昇って空となった。そして後に残った濁ったものが、次第に固まって島(現北海道)となった。島は長い間に大きく固まって島となったのであるが、その内、モヤモヤとした気が集まって一柱の神(カムイ)が生まれ出た。一方、炎の立つように高く昇ったという清く明るい空の気からも一柱の神が生まれ、その神が五色の雲に乗って地上に降って来た。そこからたくさんの神、草木、鳥、獣、魚、虫、人間が作られる。」

つまりこの創成神話も他国の神話と共通パターンで、ここでは「一なるもの」を何もない時、つまり無と表現している。そしてカムイがニンギシュジッダで、北海道もニンギシュジッダによって作られたという結論。

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