宇宙の起源

平安京の東寺(とうじ)に見られる黄金比

■796年

平安京の正門にあたる羅城門(らじょうもん)の東西に、東寺(とうじ)と西寺(さいじ)という2つの寺院の建立が計画された。空海(弘法大師)が嵯峨(さが)天皇から東寺(とうじ)を与えられたとされ、ここは真言密教の道場となる。

 

ここにも黄金比の比率が数多く見られる。東寺の金堂(こんどう)も人の目線で見て、2つの黄金比の組み合わせで設計されている。
東寺の金堂1

またこの金堂は4つの黄金比を並べた大きさでもあり、階段幅なども見えてくる。
東寺の金堂2

この金堂に安置されている薬師如来像にも、黄金比の渦模様が見られる。この薬師如来像は1603年に、仏師(ぶっし)の康正(こうしょう)が作ったとされるもの。

 

金堂は1486年に一度焼失し、その再建も康正(こうしょう)が行ったとされる。つまり黄金比が見られることから、康正(こうしょう)もニンギシュジッダのこと。
薬師三尊像

敷地内から見た南大門(なんだいもん)も、2つの黄金比の比率。
境内から見た南大門

北大門(ほくだいもん)も2つの黄金比の比率。
東寺の北大門

東寺の講堂には、立体曼荼羅と呼ばれる21体の像がある。この講堂は空海により839年に完成したとされ、ここも1486年に一度焼失している。

 

 

この講堂の金剛宝菩薩座像(こんごうほうぼさつぞう)にも、黄金比の渦模様が見られる。
金剛宝菩薩座像_平安時代初期(9世紀)_黄金比

この立体曼荼羅の中心にいる大日如来(だいにちにょらい)坐像にも、黄金比の渦模様が見られる。

 

曼荼羅は「一なるもの」を表し、空海はニンギシュジッダという結論だった。大日如来(だいにちにょらい)は宇宙の中心であり、宇宙の真理そのものと考えられている。つまり東寺の全てがニンギシュジッダ作で、「一なるもの」をシンボル的に表した寺院ということ。

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