宇宙の起源

Y遺伝子からの考察(海を航海したC3ハプログループ)

南米の原住民居住区81箇所から、50の原住民部族の男性1011名のY遺伝子ハプロタイプを調べた結果、アマゾン川流域の未開部族で、1960年代に文明と接触したエクアドルのワオラニ族の14人にハプロタイプC3が認められた。それ以外はすべてハプログループQであった。Y遺伝子とは父親から息子に代々受け継がれてゆくもの。

ハプログループはAからRまで分類される。アルファベットが進むにつれ現代に近づく。
A、紀元前27万年頃、アフリカで誕生したグループ
BCD、紀元前6万年頃
EFGHIJKLMNO、紀元前4万年前後
P、紀元前4万3000年〜前2万5000年頃
QR、紀元前1万7000年前後

ハプロタイプC3保有者の分布が、下の図に黄色で示されている。カムチャッカ(38%)、モンゴル(内36%、外38%)、韓国(10%)、日本(3%)、日本の先住民族北海道アイヌは約12.5~25%と高い。アイヌはハプロタイプDの頻度も高い。つまり紀元前6万年頃、カ・インの子孫がエクアドルに達したと推測される。

このハプログループC3は北米と中央アメリカ原住民には欠如し、アジアではモンゴル、韓国、日本に比較的高い分布を示していた。その他に、満州、ベトナム、雲南、タイ、インドネシア、フィリピン、などで検出されている。

南米エクアドルのワオラニ族はジャングルの中で非常に文明と隔離された生活を長い間おくった部族であり、狩猟採取生活を行っている。隔離された閉鎖集団であるがゆえに、いとこ婚が多い。

●●●●●●●
参考文献

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中